2009/05/12

色々とあると言うけれど

先日、 先日じゃないな、暫く前だな。 母親の七回忌をして頂けるチャンスに出会った。 確か4月26日だった。 沢山の人を呼びたいとも思えないし、 沢山の人で楽しくとも思えない。 あの時、母が死んだと思えない俺は いまでも何かを引きずっています。 その気持ちはどうする事も出来なくて、ただただ俺にまとわりついて、薄くなったり、重くなったりする。 忘れてしまう事は悪いとは思わない、ある程度人間の生きとし生ける為の機能だろう。 しかし消えないものがある方が美しいと思う人間の感性が何かしら忘れて行っている俺を問い詰めたり殴りかかろうとする。 あの時の衝撃は俺の記憶をごっそりと持って行ったままだ。 どうしても良いのか分からないまま会社を飛び出した。 最初の電話では倒れたと聞いたと思う、 しかし俺はいつからか病院に帰る事の出来ない母を迎えに行く事になっていたはずだ。 どの時点で聞かされたのか、 誰から聞いたのはも定かではない。 あの日、あの時 その日ではならなかった運命なのだろうか。 正直親孝行なんて出来ているわけがない、 俺から見ても良い人生だったとは思えない、何もかもがコレからだった。 病院で何かしら戦って逝ける事が幸せなのだと知ったあの時。 なんだか違う方向に来てるな、 一回締めよう。

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